建設業法は、工事の内容に応じて業種を区分し、
それぞれの業種について専任技術者になれる資格などを定めています。
鉄筋工事の内容や
専任技術者に求められる資格・経験などについて、具体的にはこちらです。
工事の内容
棒鋼等の鋼材を加工し、接合し又は組み立てる工事。
工事の例示
鉄筋加工組立て工事、鉄筋継手工事
専任技術者
専任技術者になるには、
一定の資格等を保有しているか、
実務経験が必要です。
国家資格等（鉄筋工事の専任技術者）
建設業法
１級建築施工管理技士
２級建築施工管理技士（躯体）
技能検定
（職業能力開発促進法）
鉄筋組立て・鉄筋施工
実務経験（鉄筋工事の専任技術者）
■実務経験
１０年以上の実務経験
高校の指定学科を卒業後、５年以上の実務経験
大学の指定学科を卒業後、３年以上の実務経験
■指定学科
土木工学・建築学・機械工学
特定建設業の専任技術者
特定建設業の専任技術者になるには、
ハードルが上がります。
鉄筋工事業の場合、
次の資格等を保有している方は認められます。
１級建築施工管理技士
その他の資格・一定の実務経験等を有する場合は、
元請けとして4,500万円以上の工事に関して、
２年以上の指導監督的実務経験を有することが求められます。